Location: Nagasaki, Japan

名前：蓑原智貴　（長崎在住）

長崎の阿蘭陀坂

長崎の歴史によって、外国語、特にオランダ語への好奇心をかきたてられました。鎖国時代、ヨーロッパ諸国との唯一の交易地であった長崎は蘭学の中心地であり、ここから日本中へオランダ語の知識が普及しました。こうした事から、オランダ語へ特別な関心を抱いています。

また、少数言語と方言にも関心があります。フランスでの語学研修期間に、ベルギーのフランダース地方出身の学生と一緒にホームステイしていました。当時はまだオランダ語は知りませんでしたが、ベルギーの言語圏について知っていたので、彼がよくオランダ語とフラマン語の違いについて話をしてくれました。彼が電話で実家の家族とフラマン語で話すのを聴くのを楽しみとしていました。フラマン語を聴けたという、その素晴らしい体験が切っ掛けでオランダ語学習を決意しました。

私は言語習得に対して強い熱意があります。1996年から現在に至るまで、主にロマンス諸語を研究しています。話せる言語は、イタリア語、フランス語、スペイン語、 ガリシア語、ポルトガル語にカタラン語。数年前、ラテン語、ギリシア語起源の英単語のリストを作成しました（語源及び英語とロマンス諸語との対照）。2003年に、オランダ語とフリジア語（オランダのフリースラント州の公用語）を並行して学び始めました。ドイツ語、低地ドイツ語、ステリングヴェルフ方言（オランダ低ザクセン語）、アフリカーンス語にも興味があります。

これらの言語を使う機会に恵まれることを嬉しく思います。

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蓑原智貴
2010年